トランス/エントランス14 福留麻里『そこで眠る、これを起こす、ここに起こされる』

「トランス/エントランス」は、世田谷美術館のエントランス・ホールで展開する実験的なパフォーマンス・シリーズです。アール(曲線)を描く吹き抜けの天井、2階にいざなう大理石の大階段など、当館でもとりわけ複雑で有機的な姿をみせる空間とアーティストが対話することで、毎回冒険心あふれる作品が生まれています。
今回登場するのは、繊細な動きから凛とした存在感を放つダンサー、福留麻里。世田谷美術館に足しげく通い、館内や外の公園を歩き、思考しながら新作をつくりあげます。公園の隅にある、埋蔵品が眠っていた祭礼用の大きな盛り土=「砧大塚」。あるいは館内の図書館にある、アフリカ美術の展覧会カタログ。遠くから、時間をかけてやってくるモノたちを出発点に、福留は想像力を羽ばたかせます。「眠る」「起こす」「起こされる」=眠りと覚醒という豊かな比喩のもと、空間とモノにひっそりと出会う身体のさまざまなありようが、みずみずしいダンス作品になります。

https://www.setagayaartmuseum.or.jp/event/detail.php?id=ev00722
公演名
世田谷美術館 パフォーマンス・シリーズ トランス/エントランス14 福留麻里『そこで眠る、これを起こす、ここに起こされる』
カンパニー
公演日
2015 年 12/22 - 12/23
場所
世田谷美術館 エントランス・ホール
公式URL
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/event/detail.php?id=ev00722
クレジット
構成・振付・出演:福留麻里
美術:佐々木文美
照明:木藤歩
音響:堤田祐史(WHITELIGHT)
舞台監督:細川浩伸
制作:米原晶子
宣伝美術:天野史朗
主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)

写真:松本和幸 
撮影クレジット
撮影・編集・監督:須藤崇規
映像公開
非公開
映像公開URL
メディア
データ

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